30e Meijin Sakai contre Yoda (8 et fin)
Une lutte attendue depuis longtemps.
Dans la 30e ligue du Meijin, Sakai Hidéyuki 7e Dan affronte Yoda Norimoto 9e Dan, Gosei
1~224手
【黒半目勝ち】224手完
依田がなげくのも無理はなかった。先手で決めた白200(5の九)が敗着になったのだから。
正解は白200を打たず、216(19の八)の前に参考図の白1とハネる勝負手だった。黒2に白3と取り、4のコウが問題になるが白a、黒bはコウダテに使えばいい。このコウは1コウ差できわどく白が勝つという。したがって黒はcの1目で手を打ち、白4とツガせることになる。bの半コウも白がツギ、白の半目勝ちと確かめられる。依田は右下に2コウあるのをうっかりしたらしい。 |
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「そうすると私も黒191(12の十五)や197(4の七)の先手1目を打ってはいけなかったんだな。コウダテに残しておかないと」と坂井。
変な勝ち方だったが、勝ちは勝ち。依田を破ってトップ戦線に躍り出たのだから大殊勲だ。4月の坂井は手あき。小林-依田戦を高みの見物である。
(春秋子)
D'après le site web du journal Asahi (publié le 12 Avril 2005)