会場はサンクトペテルブルグの市内から相当離れた郊外です。
都心まで出るのにバス、地下鉄を乗り継いで1時間ちょっとかかります。
毎週水曜日が対局の休日、それに週末のあわせて4日間エクスカーションが組まれました。
参加者の多くは日本人です。ヨーロッパ人の多くはツアーは高いので個人で観光に出かけます。
韓国人は一人も参加しません。碁を打つのが目的でそれ以外は眼中にないようです。
川の辺に静かにたたずむサンクトは近代ロシアの発展を導く町として建設されて今年がちょうど300年です。
その帝政ロシアを覆したロシア革命の発祥の地でもあり、その後ナチスによって侵略破壊されるなど、サンクトは栄光と悲惨な歴史を秘めています。
その歴史を刻んだ文化遺産を満載したエルミタージュ美術館や、エカテリーナ宮殿、噴水で知られるピョートル大帝夏の宮殿など一通り見てきました。いずれも素晴らしい建築物、世界的な芸術品ばかりで圧倒されました。
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